万年筆:想い&雑感 ブログトップ
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現行品最強のコストパフォーマンス プラチナ&中屋 ブライヤー万年筆 [万年筆:想い&雑感]

現在、一番愛着を持って常用している万年筆はプラチナ
&中屋の3776系・ブライヤーだ。

3776b.JPG

色んな木軸材を経験してきたけど...

耐久性、木目の美しさ、熟成による味わい深さ...etc

やっぱし「ブライヤー」にとどめを刺す。

プラチナ&中屋のブライヤーは数ある木軸万年筆の中でも
抜群にコストパフォーマンスが高い。

よくぞ3万円台でレギュラー化できているものだ...。
(メーカーの良心に他ならないだろう...感謝)

じっくり探せば3倍もする(値段)セーラーのブライヤーと同等
以上の木目、質感を持つ一本と必ず巡り会う事ができるしね!

僕はUEF、細、中軟、太、ミュージックの5本(5ペン種)を
シチュエーション別に使い分けており、3776系ペン先の書き味
(程よい弾性)にも十分満足している。

嵌合式キャップは半端無くインクが蒸発しやすいけど...

趣味性と性能、コストパフォーマンスが高次元にバランスされた
現行品最強の万年筆だと言っても過言ではない...と僕は思ってる。
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現在の常用筆記具達 [万年筆:想い&雑感]

僕の現在の常用筆記具達です。

実用性と趣味性(エージング)の両面を追求した結果として

左から...

熟成万年筆.JPG

◎プラチナ&中屋 ブライヤー万年筆×5本
(ペン先:超極細、細、中軟、太、ミュージック)

◎パイロット キャップレス万年筆(ペン先:F)
   〃     カスタム・カエデ ボールペン

◎セーラー  プロフィット・マイカルタ ボールペン
   〃    プロフィット・マイカルタ 万年筆(ペン先:M)
   〃    キングプロフィット・エボナイト(ペン先:長刀M)

◎ラ ミ ー   アクセント・4ペン(グリップ:ブライヤー)

来年からは一介の(オッサン)学生ですので、これらの筆記具をじっくりと
味わい育てていきたいと思っています。
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意識せずして時を重ねていく筆記具 [万年筆:想い&雑感]

この10年...帯同時間が長かった「筆記具ベスト3」って
なんだったんだろう...?

じっく~り思い返してみたら以下の3本になっちゃいました。

pilot.JPG

①パイロット キャップレス(ペン先:F)

②パイロット カスタム74(ペン先:C)

③パイロット カスタム・カエデ ボールペン

なぜか、3本ともパイロット

そしてド定番

ほんと...「結果として」って感じで特に意識をして使用していたわけ
でもないし、特別な愛着を持って接していたわけでもないんです。

パイロット製品のトラッド&ハイクオリティ(安定感)というのがベース
にあるのだろうけど...

趣味性に偏りすぎた製品だと気を使っちゃって思い切り使い込め
ないし、チープっぽいとすぐに飽きてしまうもの

意識せずして時を重ねていける製品ってやっぱし「スゴイ!」

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趣味の世界 個をリスペクトした上でのコミュニケーションが基本 [万年筆:想い&雑感]

最近はゆったりとマイペースで万年筆ライフを味わっています。

万年筆と自分以外の関係性をシェイプアップできたことで麻痺
していた愉しみの「味蕾」が機能し始めたようです。

万年筆領域の嗜好が確立されたたため「なんとなく&とりあえず」
的な買い方を一切しなくなりました。

そして今は万年筆に限らず趣味の会の現況を離れて俯瞰
しています。

最近(万年筆愛好会に)ちょっと感じていることですが...

仕事はもちろん趣味の世界に於いても夢や思いを実現する
ためには地道に自分で人間関係とノウハウを積み上げていく
ことが基本

その過程をパスしようと(楽しようと)誰かに依存し、その人の
傘の中で振る舞おうとする人間が多いこと...オオイコト...(´ε`;)

傘の中に長く身を置きすぎると人は「人脈構築力&コミュニ
ケーション力」が自分に備わっているものだと錯覚してしまうもの
(大半は確信犯だけど...)

その錯覚=捏造のヒエラルキーをそのまま会やショップに持込み
傍若無人に振る舞い続ける勘違いアジテーターが未だに蠢いてる
から情けない...。

趣味の世界は年齢、性別、社会的地位なんてもんは一切関係なし

ましてや万年筆の領域なんかにベテランも初心者もない

上下関係なんてあるはずがない(あってはいけない!)

皆、対等なのだから

今更ながら...個をリスペクトした上でのコミュニケーション力が大切
であることを強調しときます。
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現行万年筆は伊東屋さんで...。 [万年筆:想い&雑感]

以前ほどではありませんが万年筆と良き出会いが
あれば(熟考はしますが...)ポチッとしております。

やはり国産、現行品メインでしょうか。

購入するお店は伊東屋・本店、渋谷店、二子玉川店

この3店舗でほとんど固定してしまいました。

なぜかと言えば...答えは簡単で経験上、一番信頼
できるからです。(サービス、知識共に)

大手文具店、百貨店の万年筆売場はメーカー、販売
代理店からの派遣社員に大きく依存している現状が
あるんですね。(昔から...。)

なので、ベテランのメーカー派遣社員さんが実質的
に売場の顔であったりもするわけです。

その点、伊東屋さん(特に銀座本店)は、若手の社員
さんも勉強熱心でどなたに対応していただいてもあまり
ギャップを感じません。

現行品をお求めになるのなら、都内でしたら伊東屋・
銀座本店を僕は一押しします。
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手元に残したパイロット カスタム「般若心経」 [万年筆:想い&雑感]

パイロットのカスタム「般若心経」だけは、どうしても
処分できず何本か手元に残してあります。

h-2.JPG

これは黒漆仕上げだけど、スターリングシルバー凸、凹
やステンレス蝕刻...etc、数種類のバージョンがあるん
だよね。(文字は古写経研究者、書道家の田中塊堂氏)

h-1.JPG

宗教的背景は置いといて...なぜかこの万年筆を眺め、
握っていると心が落ち着くから不思議

色んな意味で好き嫌いがはっきり分かれる万年筆だとは
思うけど、こんなご時世だからこそサクッと限定復刻して
もらえないかな~

個人的には赤漆バージョンが気になってはいます...。
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父が愛した万年筆 でもペリカンが...。 [万年筆:想い&雑感]

父親の形見であるモンブラン149は写真と共に
大切に保存してある。

父は企画書、原稿書きにモンブラン149と
ペリカン400もどうやら併用してたみたい。

遺品整理時に400を計3本発見したから...。

しかしそのペリカンは僕が手持ち万年筆を一気に
整理した時から...(´ε`;)ウーン…見あたらない~

いっしょに処分しちゃったのかも

万年筆で書き殴られたNHK時代の番組進行表や
企画書が遺品としてドッサリ出てきて、その文字の
太さは間違いなく3B級

モンブランは全て細字(原稿用)を使っていたので
企画書への書込みはたぶん...ペリカンかな?

のべ筆記時間はもしかしたらペリカンの方が多かった
のかもしれない。
(モンブランは自宅で使用していたから)

今思えば...父は万年筆をほんとうに愛していた。

いつもきちっと整理して机上の漆箱に並べていて
(商売道具だもんね...。)

僕が触ろうもんなら...コラッ!ってなもん

ところで....僕の家には仏壇とかはない。
(クリスチャンだからね...。)

父&母の写真と2人が愛していた品を飾ってある。

母の写真の前にはNo'5の香水(変わらず)

父にはモンブラン149...それと今回オーダーした
ペリカンM1000(森山SP)を置いてあげる。
(400×3本を紛失したお詫び...。)

お墓を作り直したら書きかけの原稿といっしょに
入れてあげるから
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伊勢丹・新宿「したためる展」 日興エボナイトさんに感動&セーラーの「寄木細工」万年筆は...。 [万年筆:想い&雑感]

今日は伊勢丹・新宿店で13日まで開催されている
「したためる展」に立ち寄らせていただきました。

セーラーさんのペンクリニックと話題の「寄木細工」
万年筆のお披露目

「日興エボナイト」さん、「Stylo Art 軽井沢」さん
も出店されてるしね!

あらためて驚き&感動したのは日興エボナイトさん

万年筆のバリエーションが増えたのは勿論のこと
カラーエボナイトの良さを最大限に引き出すデザイン
切削精密感、エボナイトの光沢(磨き)....全てに
於いてググッ~とッと進化しているのです。

一本一本にかなりの手間と思いを込めて仕上げられて
いるのが良~く判る。

それにも関わらずお値段がリーズナブル!

若い遠藤社長と金崎さんの地道な努力が着実に
実を結ぼうととしています。

「Stylo Art 軽井沢」の数野さんと共にずーっと
応援していきたいな!

あと、セーラーの「寄木万年筆」をじっくり拝見したけど
僕的に素材質感がイメージとかけ離れていたため....
結局見送ってしまいました。

寄木、五種(ヤキ、桜、朴、ブビンガ、オールナット)
のザラッとした質感をダイレクトに楽しめると勝手に
思いこんでいたのですが...

やはりとうか....ラッカー塗装が施されてしまって
たのです。(なぜか塗りが甘いというか不均等)

それもあってか、なーんかお土産品っぽい?

「木の質感を楽しむ」というよりも寄木のデザイン&
カラーを楽しむべき万年筆なのでしょうね。

ちなみに写真は寄木細工の元素材

k00060.jpg

これを削りだしていくのですが、まあ作業的には
合板と同じレベルかな~
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「趣味の集い」こそホスピタリティが大切? [万年筆:想い&雑感]

趣味の世界、特にコレクターと呼ばれている
方々はレアであったり、付加価値のある品を
入手し続けることで自分の満足中枢を満たして
いく。

万年筆の世界でも同じ事

愛好家と呼ばれている方々には...

・自分のコレクションの価値を知って欲しい!

・自分の持っている特殊技術を知らしめたい!

・自分だけが業界の○○と特別な関係にある!
...etc

優位性や存在価値を趣味の仲間に理解+評価される
(させる)ことによりモチベーション+喜びを維持させて
いく傾向が少なからず見られるものだ。
(このレベルなら人としてフツー?の欲求かな)

愛好会ってのはそういった「濃ゆい」方々の受け皿
であり、ある意味クッションになるべき存在だよね。

でも、忘れちゃいけないのは...

他人に理解してもらいたいなら「相手をまず理解&
リスペクトする」という極めてオーソドックスな
社会常識がベースに在るということ

この部分がすっ飛んじゃうと

ありもしない「ヒエラルキー」を勝手に意識し、
仲間に対して常に上から目線(高圧的)

自分の偏った持論を「会の掟」でもあるかのように
ゴリゴリと人に押しつけたり...etc

こんな勘違い人間がじわーっと湧いてきてしまう。

この手のタイプの毒素は得てして強烈

放置しとくと同タイプ=偏狭的エゴイストを
じわじわ引き寄せ(共鳴し、いずれ巣窟となる)

結果として「人の出入りが激しい=定着しない」
集団へ転じさせてしまう。

牽引力のあるリーダーが存在する趣味集団で
あっても個々がホスピタリティを意識し、実行でき
なければ早晩にアナーキー化してしまうもの

利害関係のみで多くが集っている場合は...
まず歯止めが利かない。

何を感じ、どう行動するかは自分次第

万年筆愛好家の世界は色んな意味でとても「狭い」

そして、人も個性的だ。

各自が程よい距離感(突っ込み過ぎない)で愉しむ

これが長続きする秘訣かもしれない...。
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万年筆は「育てていく筆記具」 [万年筆:想い&雑感]

「趣味の文具箱20」を購入していたのを忘れていて
昨日、やっと斜め読みした。

今号も僕的にはなんてこともない内容なんだけど
購入することが「習慣化」しちゃってる..。

唯一?僕が気になった記事はP46からの「ペンステー
ション」館長の熊沢さんの言葉

抜粋すると....

「この頃一番気になっていることはペンは調整しないと
使えないと思っている人が多いということ...パイロット
ではそのまま使っていただけるベストな調整で出荷して
います。」

「万年筆は自分の筆圧、角度、運筆の仕方、それを長く
繰り返すことで自分にとって最良の書き味になる」

「万年筆は自分が育てていく筆記具で、それが万年筆使い
の最大の喜び...」

僕は強く!! 同意する。

当たり前のことなんだけど「よくぞ言ってくれました」
という感じ...。

「万年筆は使う度に劣化していく...?」という説も
あるようだが...

ユーザーはマニアや一部メディアの偏った情報を鵜呑みに
しちゃいけない! (全てに於いて言えることだけど...)

大切なのは自分の「目、耳、手」で確かめることだ。

...これに尽きる!
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