万年筆に溺れ過ぎると...この世でも溺れる? [うたかた~雑感]

年末にこんな話しはあまりしたくないのですが...

各所での万年筆偏執愛好家の奇行、失態がケッコウ耳に入ってきます。

僕自身が現場に遭遇したことも多々あるので今更驚きはしませんが

愛好家の皆さんはお仕事では常識ベースでしっかりコミュニケーション
構築されていると思われます。

...ですが、、こと「万年筆」となるとそんな常識全てがぶっ飛んでしまう...
(人もいます。)

私利私欲、厚顔無恥、自己顕示...etc

こうも人格まで変えてしまう「万年筆」とはいったいなんなんでしょうか。

オタク系の同好会にはありがちなんですが...

「万年筆の世界」はやや特殊であると思いました。

思いが強い人ほど他人を受け入れない

自分に対する異文化を認めないし理解しようともしない

そんな傾向が万年筆愛好家に意外と多いのです。

「受け入れない+認めない→シカとする」から一気に個人攻撃へ転じて
しまう危険人物まで現れたり...。

これがまた陰湿なんですねー

そして、個の失態全てが今は愛好会の責任のように言われてしまいがち

純粋に愉しんでらっしゃる方も多いので残念なことではあります。

ビジネスの世界でもそうですが、そこそこの世代になると
人から忠告されるなんてこと...殆どなくなってるでしょ?

その前にバッサリ切り捨てられている...ってのが現実デス

自分の環境が狭められていることに気づけないのは痛い...ザンネン

趣味の世界でも同じです。

あなたが気づかぬ間に「出禁」の烙印が押されているかもしれません。

もしお友達が「出禁」になりかけていたらそっと注意してあげてくださいね。

それが本人、万年筆愛好家のためですから
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学生生活を共にする万年筆たち...good luck ! [うたかた~雑感]

来年、京都に携える万年筆+ボールペン達です。

左から...

p-1.JPG

◎中屋万年筆&プラチナ ブライヤー×6本
(ペン先:UEF、細、中、太、ミュージック、スタブ)

◎パイロット エラボー(ペン先:B)
   〃   キャップレス(ペン先:F)

◎セーラー マイカルタ(ペン先:M)

◆セーラー マイカルタ ボールペン
◆パイロット カスタム・カエデ ボールペン
◆ラミー アクセント4ペン(ブライヤー グリップ)

こんな布陣で大学院生活を乗り越えまーす!(十分すぎ!)

この先数年は勉学(研究&実践)に集中+緊縮財政(基本無収入
=貯金の切り崩し)のため万年筆への趣味的投資は完全封印と
なりました。

またいつか...万年筆を語れる時まで

good luck (ToT)/~~~

P.S
今後は京都での学生生活を気まぐれで呟く予定です。
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疲れがドドッと...。 [うたかた~雑感]

送別会+京都~沖縄...強行軍がたたってか?

扁桃腺がまた腫れちゃいました...(x_x)

うう...38度まで熱が~

もうすぐクリスマスだっちゅうのに...。

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なぜかデッドストック・モンブラン146 ボルドーを...。 [万年筆:想い&雑感]

残すつもりだった50~60年代・ヴィンテージモンブランを(また)
処分し、現行に近い(廃盤)146を1本だけ購入してしまいました。

某百貨店で見つけてしまったデッドストック「モンブラン146 ボルドー」です。
(結局、これも買い直し...。)

146ボルドー.JPG

146のボルドーって現行には無い品と柔らかさを感じるから不思議...。

常用に加え、末永く使いたいと思っています。
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万年筆偏執愛は世のTPOを破壊していく? [うたかた~雑感]

万年筆愛好家の方は常にお気に入りの万年筆を複数本
携えられている事が多い(実用してるかは?)

先日も某所で万年筆歴半年ほどのホットな方をご紹介?
いただいた。(全く初めての方)

目がキラキラ、熱く自分の万年筆を語る姿は微笑ましく...

今が愉しくて愉しくて仕方ないオーラに充ち満ちていた。
(万年筆偏愛道まっしぐらへの通過点...。)

そこに僕の知らない万年筆愛好家がどこからともなく
加わり?「その万年筆もすばらしいけど、この万年筆の
書き味もすばらしいですよ~..どうぞ!」

これも定番パターン

あっという間にその場が「試筆会場」と化す...。

周囲には何十本と万年筆が並べられ...

「ああ~これいいですね~」

「これは、どうだぁ!」

「最高!」

このようなコミュニケーションスタイルは万年筆愛好家の
間では珍しいことではない...トオモウ。

昔の僕は「ああ~すばらしいですね..」なんて遠目から
眺めていたものだった。

しかし、今は...

「早くこの場から去りたい!」

(なぜ去らないか? この場にこれ以上迷惑かけることが
ないかしっかり見てないと僕さえも...。)

これが本音の本音...正直恥ずかしい。

周囲の口あんぐり空気が痛すぎて...めまいがしそう

それに全く気づくこともなく「試筆大会」は小一時間ほど繰り
広げられた。

皆さんの気持ちもやっと冷却されたのか?万年筆を
かたしはじめる..。

僕はもうホッ...(+_+)

そしたら「あら?どうして○○さんは加わらなっかたのですか?」
...って

ああ、もう無理だ。

完全に無理

偏執愛は世の常識とTPOをいとも簡単に破壊していくことを
肌身で感じてしまったり...。

僕は帰り際、万年筆歴半年のホットな方に「僭越ですがこのような
場では今後、慎まれた方がいいですよ。」....と、ハッキリ(理由と
共に)伝えさせていただいた。

また「そのような場を求めるのであればぜひ、愛好会に入会され....
(誰にも迷惑かけることなく...<(_ _)> )クローズド世界の中だけで
完結していただけたら...」と、おすすめもした。

それが本人、世のため?だと思ったので...

もしかしたら大間違いかもしれないけど
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セーラー 長原宣義さんの引退に思う [万年筆:想い&雑感]

セーラーの長原宣義さんが今年でほんとうに引退されてしまう。

色んな意味で「一つの時代が終わった」な~...ってしみじみ (; ;)ホロッ

万年筆ファンのために80才までよくぞ頑張り続けて下さいました。

心から感謝...m(__)m アリガトォ ゴザイマシタ

僕はこの方との出会いがなかったら万年筆の泥濘に填ることは
まずなかったと思う。

それと長原宣義さんのペンクリは独創的な技術もさることながら
洒脱な会話の中に人生訓が散りばめられていた。

万年筆を調整してもらうというよりも、長原さんとの時間を愉しみ
たくて通い詰めてしまったという感じ...。

まあ、完璧に術中に填ったクチなんだけどね~

その瞬間があまりに愉しくて...

気がつけば「ペン先がクネッとした」万年筆の入った紙袋を抱えて
帰路についている自分...(?_?)アレ 

その現実にハタと気づき、月末のカード請求が...(゚◇゚)ガーン

そんな事の繰り返しだったような

僕はそこそこの世代になり...

万年筆を嗜む中でモノを保有する愉楽から、人より得られる
気づき(学び)や刺激(触発)での愉楽へとシフトしていった。

ペンクリニックしかり、万年筆愛好会しかり...

モノでは無く人の魅力が僕の足を運ばせたのだろう

ザンネンだけど...今は、全てから遠ざかっている。
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車から足代わりの「電動アシスト自転車」へ [うたかた~雑感]

先週、レストア途中の「アルファ・ロメオ ジュリエッタ」を
遂に整理した。

ヴィンテージかつレストア途中のイタ車なんて二束三文なん
だけど...学生の身分になる者が維持するような車ではない

介護車となっていたドイツ車は母が亡くなった年(昨年)に
売却してしまったし...

社会人1年目以来...初めて「車無し」の生活をすることになる。

ただ、この2-3年は車を愉しんだという感覚もないし、無くても
今は違和感がないのだ。

昨日、どでかい荷物が宅急便で届いた。

「イタリア製の電動アシスト自転車」

pjf_yellow.jpg

これからは(京都での学生生活)こいつが僕の足代わりになる
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全てはセーラー・80周年記念 ブライヤーから始まった... [万年筆:想い&雑感]

僕が「ブライヤー・フェチ」へと突き進むきっかけとなった
病原体的万年筆は...

・セーラー 80周年記念「プロフィット80」(写真:左)
・セーラー 90周年記念「万年筆道楽」(写真:右)

8090-1.JPG

この2本だろうか...。

特に80周年記念ブライヤーは「万年筆を嗜みとして味わう」
という新たな愉楽を僕に知らしめてくれた1本

その愉楽にちょこっと浸っただけで...

「木目模様の綺麗な木軸」に遭遇する度にブツ欲抑制の
脳内ダムがドッカーンと決壊?

そんな異常体質に変容させられちゃった...(´Д⊂ヽウェェェン

写真の80周年ブライヤーは(蒲田アクトでのペンクリにて)
長原お父上の「あんたのために在るようなペンじゃ」に見事
やられてしまい、気がついたら持ち帰っていたパターン

ペン先はクロス・エンペラー仕様...8~9年前かなー

当時、お父上がペンクリで人を見ながら?お売りになっていた
80周年は基本的にコーティングを剥がしていたような...。

僕の(ライトブラウン)もそうだったし

もし、この1本が通常の分厚い「ラッカー」仕上げのまんま
だったら....

極論かもしれないけど、これほどのブライヤーフェチには
なってなかったと思う。(その方が幸せだった...。)

僕は「モノ」を丁寧かつ長きに渡り使い込むタイプなので
ブライヤーの愉楽ってまさに「琴線ど真ん中」

でも、経年変化を木軸の美点と捉えていないファンもカナーリ
いらっしゃるんだよね。

熟成=単なる汚れ...って感じちゃうのかな?
(感じ方は人それぞれだから...。)

一部のマニアが「鼻油」、「顔油」がつや出しに最高?
なんてコメントを出してしまうもんだから

熟成=汚ね~...のイメージができあがちゃったんだよ。

ちなみ僕は絶対「促成人体油」は使わない!

基本は今でも最初に極少量のラナパー+つやふきん

あとはひたすら常用すること

ブライヤー万年筆は使い込んでナンボですから!
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