エイ出版の経営破綻と昨今の万年筆事情 [万年筆:想い&雑感]
「エイ出版」が経営破綻し、民事再生をしたとのニュースが飛び込んできた
昨今の出版業界の構造不況+コロナの影響もあるが多角経営に失敗したことも大きいだろう
万年筆ファンにとって慣れ親しんできた『趣味の文具箱』は清水編集長のTwitterにて「ヘリテージ社が事業継続する」旨のコメントが上がっていたので、ホッとはしている
最近、ちょこっと万年筆を買い増ししたりしており『自然体にて復活中』である
一時、万年筆バブルというか文房具全域がブレイク、雑誌やTVでも多く紹介されファン層がどっと厚みを増した
特に若年層や女性ファンが増えたと思う
5〜6年前までは『万年筆愛好家(収集家)=オタク』の固定イメージが間違いなくあった
しかし、今の楽しみ領域は『インクや紙』、『周辺グッズ』を気軽かつ複合的に楽しむ方向へと変化した
「高級でレア、拘りたっぷり」のような万年筆の世界観は薄れてきている
ある意味健全化され、ファン層は間違いなく拡大されたと思う
『複合的な楽しみ』をされる新たなファン層は万年筆1本に対する投資額が低い(旧愛好家と比較すると)
例えば『インクを楽しむ』には高級な万年筆など必要ないし、スチールペン先でもNO問題だ
旧愛好家とは『指向』が全く異なる
僕は『それで良い』と思っている
喜ばしい事だ!
ダイバーシティー〜多様性の時代に沿った流れであるから・・
2021-02-12 11:04
コメント(1)
「丸善 世界の万年筆展」にちょこっと立ち寄りました。 [万年筆:想い&雑感]
昨日、日本橋・丸善で開催されている「第3回 丸善世界の
万年筆展」にちょこっとだけ顔を出させていただきました。
初日/平日でしたが、けっこう賑わってましたね。
各メーカーのブースを一通り巡りますと「○○さんがさっき
までいらっしゃいましたよ...」なんて言われっぱなし
見事なまでのすれ違いです。
この手の催事はお付き合いもあり、毎年某かの万年筆を
1本はいただいていたのですが...
今年でそれも終わり
今思えば...「なにがなんでも買わねばならない!」
そんな強迫性買物障害な日々が10年ほど続いていたのかも
知れません。
ふつーの万年筆愛用者にやっと至れた(戻れた)ような
気がしました。
万年筆展」にちょこっとだけ顔を出させていただきました。
初日/平日でしたが、けっこう賑わってましたね。
各メーカーのブースを一通り巡りますと「○○さんがさっき
までいらっしゃいましたよ...」なんて言われっぱなし
見事なまでのすれ違いです。
この手の催事はお付き合いもあり、毎年某かの万年筆を
1本はいただいていたのですが...
今年でそれも終わり
今思えば...「なにがなんでも買わねばならない!」
そんな強迫性買物障害な日々が10年ほど続いていたのかも
知れません。
ふつーの万年筆愛用者にやっと至れた(戻れた)ような
気がしました。
セーラーの迷走 そしてペンドクター川口さんの退社 [万年筆:想い&雑感]
万年筆への特別な思い入れは今はもうありませんが...
セーラーの現況はどうしても気になってしまいます。
もう公にはなっているので触れさせていただきますが...
ペンドクター・川口さんが3月いっぱいで退社されて
しまうということ...これはショックでした。
長原宣義さんが今年引退されましたから、セーラーの
「顔」であったお二人が去られてしまうということは
ファンにとって、とても残念なことです。
あくまで私感ですが川口さんの退社は唐突感がありますし
会社のギクシャク感が見て取れるのです。
セーラーという会社は長原お父上・Jrさん、川口さんという
「個」を販促戦略の一環(重要な)としてあえて全面に押
し出してきたように思えます。
「個のキャラクター」をある意味ブランド化、商品化していく
手法は賛否両論ありましょうが、それがセーラー万年筆の
個性であり、差別化(付加価値)ポイントなのでしょう。
それ故、セーラーにとってもファンにとってもペンドクター
お三方の存在は大きいですし、関東でのシェア拡大は彼らの
個性と技術が顧客ニーズを掴んだからこそだと言っても過言
ではないと僕は思っています。
長原お父上の引退、川口さんの退社...etc
しかし...会社の功労者に対してあまりにクールすぎませんか?
それでいいんですか?
セーラーさん!(社長!)
物づくり会社の原点=財産は「人」なのです。
(あえて強く言います!)
わけのわからないIT会社を作ったり、音声ペンなどに
うつつを抜かしてる場合ではありません。
長年培われてきた技術知見を社としてきっちり継承し、
応用展開していく術を早期に養わなくては...もう...(ー_ーメ)
今の経営陣でセーラーはほんとうに大丈夫ですか?
セーラーの現況はどうしても気になってしまいます。
もう公にはなっているので触れさせていただきますが...
ペンドクター・川口さんが3月いっぱいで退社されて
しまうということ...これはショックでした。
長原宣義さんが今年引退されましたから、セーラーの
「顔」であったお二人が去られてしまうということは
ファンにとって、とても残念なことです。
あくまで私感ですが川口さんの退社は唐突感がありますし
会社のギクシャク感が見て取れるのです。
セーラーという会社は長原お父上・Jrさん、川口さんという
「個」を販促戦略の一環(重要な)としてあえて全面に押
し出してきたように思えます。
「個のキャラクター」をある意味ブランド化、商品化していく
手法は賛否両論ありましょうが、それがセーラー万年筆の
個性であり、差別化(付加価値)ポイントなのでしょう。
それ故、セーラーにとってもファンにとってもペンドクター
お三方の存在は大きいですし、関東でのシェア拡大は彼らの
個性と技術が顧客ニーズを掴んだからこそだと言っても過言
ではないと僕は思っています。
長原お父上の引退、川口さんの退社...etc
しかし...会社の功労者に対してあまりにクールすぎませんか?
それでいいんですか?
セーラーさん!(社長!)
物づくり会社の原点=財産は「人」なのです。
(あえて強く言います!)
わけのわからないIT会社を作ったり、音声ペンなどに
うつつを抜かしてる場合ではありません。
長年培われてきた技術知見を社としてきっちり継承し、
応用展開していく術を早期に養わなくては...もう...(ー_ーメ)
今の経営陣でセーラーはほんとうに大丈夫ですか?
万年筆ライフ最終形かぁ~ 引っ越しは延びちゃうし [万年筆:想い&雑感]
木軸万年筆の艶出し ちょっとご注意を! [万年筆:想い&雑感]
僕は木軸万年筆フェチだった(過去形)こともあり、
「つや出し」の手法はいろいろ模索してきました。。
最近、一部?の愛好家では「プラスチック磨き布」
(KOYO ポリマール プラスチック磨きクロス)での
艶出しが流行っているみたいですね。
この手法は7-8年ぐらい前に万年筆愛好会の方々が
「万年筆博士・ココボロ」万年筆の艶出し合戦で
編み出されたもの...。(新しい手法ではありません)
僕も過去に何度か試したことはあります。
結論から言うと「プラスチック磨き布」での艶出しは
最強かもしれません。
しかし、僕はこの手法で手持ちの木軸をメンテしようと
は思っていません。
なぜなら「プラスチック磨き布」による艶出しは「単なる
磨き」ではなく「削る」という行為に限りなく近いからです。
「つやふきん」で磨くのとは全くベツモノですね。
研磨性能は穏やかではありますが...木軸表面の凹凸を
コンパウンド的に削り取って、滑らかに(鏡面化)しながら
艶出し剤を浸透させていくのですから、かなりの光沢が
出て当たり前なのです。
当時の万年筆博士のココボロ(手作り万年筆)なんかは
基本的に金属部分がなかったので思いっきり磨き込んでも
何も支障はありませんでした。
しかし、現行の木軸万年筆を「プラスチック磨き布」で
ゴシゴシやってしまうと最悪、金属部のメッキが剥がれて
地金が露出してしまったり...。
もしやる場合は丁寧に金属部をテープなどでマスキング
して慎重に磨きあげる必要があります。
それだけリスクが伴う行為であることを承知して試して
ください。
僕は「オリジナリティーの尊重」に重きを置くように
なってからは、もっぱら自然系オイルとつやふきんです。
自己責任に於いて木軸の「艶出し」は追求されてください。
「つや出し」の手法はいろいろ模索してきました。。
最近、一部?の愛好家では「プラスチック磨き布」
(KOYO ポリマール プラスチック磨きクロス)での
艶出しが流行っているみたいですね。
この手法は7-8年ぐらい前に万年筆愛好会の方々が
「万年筆博士・ココボロ」万年筆の艶出し合戦で
編み出されたもの...。(新しい手法ではありません)
僕も過去に何度か試したことはあります。
結論から言うと「プラスチック磨き布」での艶出しは
最強かもしれません。
しかし、僕はこの手法で手持ちの木軸をメンテしようと
は思っていません。
なぜなら「プラスチック磨き布」による艶出しは「単なる
磨き」ではなく「削る」という行為に限りなく近いからです。
「つやふきん」で磨くのとは全くベツモノですね。
研磨性能は穏やかではありますが...木軸表面の凹凸を
コンパウンド的に削り取って、滑らかに(鏡面化)しながら
艶出し剤を浸透させていくのですから、かなりの光沢が
出て当たり前なのです。
当時の万年筆博士のココボロ(手作り万年筆)なんかは
基本的に金属部分がなかったので思いっきり磨き込んでも
何も支障はありませんでした。
しかし、現行の木軸万年筆を「プラスチック磨き布」で
ゴシゴシやってしまうと最悪、金属部のメッキが剥がれて
地金が露出してしまったり...。
もしやる場合は丁寧に金属部をテープなどでマスキング
して慎重に磨きあげる必要があります。
それだけリスクが伴う行為であることを承知して試して
ください。
僕は「オリジナリティーの尊重」に重きを置くように
なってからは、もっぱら自然系オイルとつやふきんです。
自己責任に於いて木軸の「艶出し」は追求されてください。
パイロット万年筆との出会い これからも [万年筆:想い&雑感]
混迷する経営 セーラー万年筆よガンバレ!! [万年筆:想い&雑感]
セーラー万年筆の経営が混迷を極めている。
新社長、新経営体制になってから危険度に拍車がかかって
いるのではなかろうか。
現在の株価は35円前後...キビシスギル
新社長の肝いりで立ち上げたIT事業である「セーラーCモール」
社は基幹ビジネスを推進するパートナーとの関係が破綻したため、
あっとい間に「死に体化」してしまっている。
現在のセーラーは事業ドメインをどのように定義しているの
だろうか?
甚だ疑問だ。(一応チョイ カブヌシ ナノデ...。)
セーラーの財務状況、安全性をちょっと分析すると...
○株主資本比率:25%、○流動比率:108%、○当座比率:62%
となっている。
株主資本比率:25%は文具業界の平均50%より極めて低い
ここの比率が低まれば低まるほど倒産率は高くなる。(一般論)
もっと問題なのは流動比率と当座比率だ。
業界平均流動比率234%、当座比率170%に対してこちらの
低さは尋常ではない。
この数値は短期に資金ショートするリスクが極めて高い
ことを示している。
今更ではないがぎりぎりのキャッシュフローであろう。
なんとか持ち堪えてほしい...祈るばかりだ。
~P.S~
19日、東証、大証が経営上重大なリスクを抱えているとして「継続企業の前提」
に注記が付いた企業(倒産の危険度が高い)を集計、発表。
上位40社内に残念ながら...セーラー万年筆が入ってしまっていた。
新社長、新経営体制になってから危険度に拍車がかかって
いるのではなかろうか。
現在の株価は35円前後...キビシスギル
新社長の肝いりで立ち上げたIT事業である「セーラーCモール」
社は基幹ビジネスを推進するパートナーとの関係が破綻したため、
あっとい間に「死に体化」してしまっている。
現在のセーラーは事業ドメインをどのように定義しているの
だろうか?
甚だ疑問だ。(一応チョイ カブヌシ ナノデ...。)
セーラーの財務状況、安全性をちょっと分析すると...
○株主資本比率:25%、○流動比率:108%、○当座比率:62%
となっている。
株主資本比率:25%は文具業界の平均50%より極めて低い
ここの比率が低まれば低まるほど倒産率は高くなる。(一般論)
もっと問題なのは流動比率と当座比率だ。
業界平均流動比率234%、当座比率170%に対してこちらの
低さは尋常ではない。
この数値は短期に資金ショートするリスクが極めて高い
ことを示している。
今更ではないがぎりぎりのキャッシュフローであろう。
なんとか持ち堪えてほしい...祈るばかりだ。
~P.S~
19日、東証、大証が経営上重大なリスクを抱えているとして「継続企業の前提」
に注記が付いた企業(倒産の危険度が高い)を集計、発表。
上位40社内に残念ながら...セーラー万年筆が入ってしまっていた。
なぜかデッドストック・モンブラン146 ボルドーを...。 [万年筆:想い&雑感]
セーラー 長原宣義さんの引退に思う [万年筆:想い&雑感]
セーラーの長原宣義さんが今年でほんとうに引退されてしまう。
色んな意味で「一つの時代が終わった」な~...ってしみじみ (; ;)ホロッ
万年筆ファンのために80才までよくぞ頑張り続けて下さいました。
心から感謝...m(__)m アリガトォ ゴザイマシタ
僕はこの方との出会いがなかったら万年筆の泥濘に填ることは
まずなかったと思う。
それと長原宣義さんのペンクリは独創的な技術もさることながら
洒脱な会話の中に人生訓が散りばめられていた。
万年筆を調整してもらうというよりも、長原さんとの時間を愉しみ
たくて通い詰めてしまったという感じ...。
まあ、完璧に術中に填ったクチなんだけどね~
その瞬間があまりに愉しくて...
気がつけば「ペン先がクネッとした」万年筆の入った紙袋を抱えて
帰路についている自分...(?_?)アレ
その現実にハタと気づき、月末のカード請求が...(゚◇゚)ガーン
そんな事の繰り返しだったような
僕はそこそこの世代になり...
万年筆を嗜む中でモノを保有する愉楽から、人より得られる
気づき(学び)や刺激(触発)での愉楽へとシフトしていった。
ペンクリニックしかり、万年筆愛好会しかり...
モノでは無く人の魅力が僕の足を運ばせたのだろう
ザンネンだけど...今は、全てから遠ざかっている。
色んな意味で「一つの時代が終わった」な~...ってしみじみ (; ;)ホロッ
万年筆ファンのために80才までよくぞ頑張り続けて下さいました。
心から感謝...m(__)m アリガトォ ゴザイマシタ
僕はこの方との出会いがなかったら万年筆の泥濘に填ることは
まずなかったと思う。
それと長原宣義さんのペンクリは独創的な技術もさることながら
洒脱な会話の中に人生訓が散りばめられていた。
万年筆を調整してもらうというよりも、長原さんとの時間を愉しみ
たくて通い詰めてしまったという感じ...。
まあ、完璧に術中に填ったクチなんだけどね~
その瞬間があまりに愉しくて...
気がつけば「ペン先がクネッとした」万年筆の入った紙袋を抱えて
帰路についている自分...(?_?)アレ
その現実にハタと気づき、月末のカード請求が...(゚◇゚)ガーン
そんな事の繰り返しだったような
僕はそこそこの世代になり...
万年筆を嗜む中でモノを保有する愉楽から、人より得られる
気づき(学び)や刺激(触発)での愉楽へとシフトしていった。
ペンクリニックしかり、万年筆愛好会しかり...
モノでは無く人の魅力が僕の足を運ばせたのだろう
ザンネンだけど...今は、全てから遠ざかっている。
全てはセーラー・80周年記念 ブライヤーから始まった... [万年筆:想い&雑感]
僕が「ブライヤー・フェチ」へと突き進むきっかけとなった
病原体的万年筆は...
・セーラー 80周年記念「プロフィット80」(写真:左)
・セーラー 90周年記念「万年筆道楽」(写真:右)
この2本だろうか...。
特に80周年記念ブライヤーは「万年筆を嗜みとして味わう」
という新たな愉楽を僕に知らしめてくれた1本
その愉楽にちょこっと浸っただけで...
「木目模様の綺麗な木軸」に遭遇する度にブツ欲抑制の
脳内ダムがドッカーンと決壊?
そんな異常体質に変容させられちゃった...(´Д⊂ヽウェェェン
写真の80周年ブライヤーは(蒲田アクトでのペンクリにて)
長原お父上の「あんたのために在るようなペンじゃ」に見事
やられてしまい、気がついたら持ち帰っていたパターン
ペン先はクロス・エンペラー仕様...8~9年前かなー
当時、お父上がペンクリで人を見ながら?お売りになっていた
80周年は基本的にコーティングを剥がしていたような...。
僕の(ライトブラウン)もそうだったし
もし、この1本が通常の分厚い「ラッカー」仕上げのまんま
だったら....
極論かもしれないけど、これほどのブライヤーフェチには
なってなかったと思う。(その方が幸せだった...。)
僕は「モノ」を丁寧かつ長きに渡り使い込むタイプなので
ブライヤーの愉楽ってまさに「琴線ど真ん中」
でも、経年変化を木軸の美点と捉えていないファンもカナーリ
いらっしゃるんだよね。
熟成=単なる汚れ...って感じちゃうのかな?
(感じ方は人それぞれだから...。)
一部のマニアが「鼻油」、「顔油」がつや出しに最高?
なんてコメントを出してしまうもんだから
熟成=汚ね~...のイメージができあがちゃったんだよ。
ちなみ僕は絶対「促成人体油」は使わない!
基本は今でも最初に極少量のラナパー+つやふきん
あとはひたすら常用すること
ブライヤー万年筆は使い込んでナンボですから!
病原体的万年筆は...
・セーラー 80周年記念「プロフィット80」(写真:左)
・セーラー 90周年記念「万年筆道楽」(写真:右)
この2本だろうか...。
特に80周年記念ブライヤーは「万年筆を嗜みとして味わう」
という新たな愉楽を僕に知らしめてくれた1本
その愉楽にちょこっと浸っただけで...
「木目模様の綺麗な木軸」に遭遇する度にブツ欲抑制の
脳内ダムがドッカーンと決壊?
そんな異常体質に変容させられちゃった...(´Д⊂ヽウェェェン
写真の80周年ブライヤーは(蒲田アクトでのペンクリにて)
長原お父上の「あんたのために在るようなペンじゃ」に見事
やられてしまい、気がついたら持ち帰っていたパターン
ペン先はクロス・エンペラー仕様...8~9年前かなー
当時、お父上がペンクリで人を見ながら?お売りになっていた
80周年は基本的にコーティングを剥がしていたような...。
僕の(ライトブラウン)もそうだったし
もし、この1本が通常の分厚い「ラッカー」仕上げのまんま
だったら....
極論かもしれないけど、これほどのブライヤーフェチには
なってなかったと思う。(その方が幸せだった...。)
僕は「モノ」を丁寧かつ長きに渡り使い込むタイプなので
ブライヤーの愉楽ってまさに「琴線ど真ん中」
でも、経年変化を木軸の美点と捉えていないファンもカナーリ
いらっしゃるんだよね。
熟成=単なる汚れ...って感じちゃうのかな?
(感じ方は人それぞれだから...。)
一部のマニアが「鼻油」、「顔油」がつや出しに最高?
なんてコメントを出してしまうもんだから
熟成=汚ね~...のイメージができあがちゃったんだよ。
ちなみ僕は絶対「促成人体油」は使わない!
基本は今でも最初に極少量のラナパー+つやふきん
あとはひたすら常用すること
ブライヤー万年筆は使い込んでナンボですから!