遂にパイロットから「新」木軸万年筆が! 「一位(いちい)」って何? [万年筆:国産]

パイロットから満を持してというか...遂に

カスタム「一位(いちい)」木軸万年筆がリリースされます。

ベストタイプ+大型15号ペン先が奢られるみたい
(52,500円...う~高級!)

万年筆としての耐久性や精度にとことん拘るパイロットだから
「木軸の新作はないだろうな~」と半ば諦めていたのだけど....

これは嬉しい誤算?

それにしてもまた「一位」というシブ~い(良い意味で!)木材を
選択してくれました。

これにも驚きなんだけどね。

「一位」は神事の道具や神社建築の外装材なんかに
使われたりする、なかなか希少(高級)な木材
(※飛騨高山の一位一刀彫も有名、素の材は白檀に
似た香りがする。)

大昔にこの木で作った笏(しゃく)を天皇に献上したところ、
他の材より優れているという事で階位の「正一位」にちなみ、
「一位」と呼ばれるようになったそうな...。

下記写真は「一位」の平材2種(あくまでイメージ!)

i-1.jpg

i-2.jpg

木目もはっきり出ているし、使い込んで艶が出てきたらさぞ
味わい深くなるだろうな~ 想像しちゃいます。

でも「一位」は黒いカナ筋が入りやすく綺麗な木目面をとる
事がとても難しいらしい

出来上がりの個体差が激しそう?...なので

木目選びは必須かも...。

パイロットは耐久性重視だろうから含浸材か表面塗装処理を
しちゃってるんだろうな~(推測...カエデもそうだし。)

いずれにしてもすごーく、楽しみです!

~追 記~

某所でカスタム「一位」の写真+説明文を拝見しました。(今日)

木軸の強化方法は「表面塗装や含浸材」ではなく木材の
『圧密加工』(セーラーの智頭杉と同じ処理)みたい。

ぱっと見スタイルは北海道限定・日高晤郎「樽材」万年筆
ゲキ似かなー

キャップがちゃんと刺さってくれればいいのだけど

木目の状態も見てみないとなんとも....。

コメント(2) 
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コメント 2

こうたろう

こんにちは。
一位という木材には柔らかい印象を抱いていたので、圧密加工には納得です。
どの程度堅く、汚れが染み込みにくくなるか気になります。
他のメーカーにはない(?)選材にオリジナリティを感じました。
なかなか思い切った新モデルなどを出すのは大変な時期かと思いますが今後も楽しみです。

by こうたろう (2011-09-14 00:08) 

yakumo

こうたろうさん こんばんは
僕も圧密加工は「なるほど!そうきたかぁ」
という感じです。
肝心の木目の美しさがどうなっているか...。
期待半分、心配半分です。
by yakumo (2011-09-14 23:58) 

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