混迷する経営 セーラー万年筆よガンバレ!! [万年筆:想い&雑感]

セーラー万年筆の経営が混迷を極めている。

新社長、新経営体制になってから危険度に拍車がかかって
いるのではなかろうか。

現在の株価は35円前後...キビシスギル

新社長の肝いりで立ち上げたIT事業である「セーラーCモール」
社は基幹ビジネスを推進するパートナーとの関係が破綻したため、
あっとい間に「死に体化」してしまっている。

現在のセーラーは事業ドメインをどのように定義しているの
だろうか?

甚だ疑問だ。(一応チョイ カブヌシ ナノデ...。)

セーラーの財務状況、安全性をちょっと分析すると...

○株主資本比率:25%、○流動比率:108%、○当座比率:62%

となっている。

株主資本比率:25%は文具業界の平均50%より極めて低い

ここの比率が低まれば低まるほど倒産率は高くなる。(一般論)

もっと問題なのは流動比率と当座比率だ。

業界平均流動比率234%、当座比率170%に対してこちらの
低さは尋常ではない。

この数値は短期に資金ショートするリスクが極めて高い
ことを示している。

今更ではないがぎりぎりのキャッシュフローであろう。

なんとか持ち堪えてほしい...祈るばかりだ。

~P.S~

19日、東証、大証が経営上重大なリスクを抱えているとして「継続企業の前提」
に注記が付いた企業(倒産の危険度が高い)を集計、発表。 
上位40社内に残念ながら...セーラー万年筆が入ってしまっていた。
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