パイロット・カスタム一位をあらためて試筆して [万年筆:国産]

先日、パイロットの新製品「カスタム・一位」をあらためてじっく~り
試筆して参りました。

サイズ&スタイル共にカスタム845のまさに木軸版という感じで
バランス(重量)の良さと高級感をしっかり感じ取る事ができました。

845と比較するとキャップがやや深めに刺さる(かつガタツキがない)
ため(重心が中心寄りに..)個人的には845よりもバランス的に優れて
いるように感じたのですが...。

また、今回の一位は圧密加工されており、カエデのような含浸材処理が
施されていないためよりダイレクトな木軸の質感を味わえます。

さて、肝心の「一位」という材の質感、木軸としての魅力なのですが...

多くの個体を比較できていないので、正直なんとも言えません。

また、どのようなエージングをしていくかも解らないですし...

しかし、木目の面白みや高級感が他の木軸(ブライヤー等)より
秀でているのかと言われれば、僕はそうは思いません。
(僕はブライヤーに始まりブライヤーでヤッパシ終了...。)

木軸云々ではなくトータルバランスではすばらしい万年筆だと
思います...ガ...

木軸ファンがこの「一位」という材の価値(5万円)をどこに見出す
のかが分かれ道(購買意欲)になりそうな気がします。

市場がどんな反応を見せるのか...楽しみではあります。
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